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神保晃子

新たな表現


この冬は上絵を練習していました。

「上絵」とは、

本焼き後に上絵具を使って絵や模様を書き絵付けの手法のことです。

絵付け後には再び焼成します。

秋之野窯の特徴の一つはこの「上絵」です。

父と母の作る器には上絵によって絵付けが施されています。

なので私にとって上絵はいわば宿命(?)のようなもので、

始めた頃から「上絵ができるようにならないといけない」と思っていました。

ですが専門の美術教育を全く受けたことが無いため、

絵を描くことに対するハードルが高くこれまでなんとなく避けてきました。

でも、避けて通れぬ道ならば今やるしかない。

と決心して父から教えを乞うていました。

そして、最近「いいね」と言われたのが下の2枚です。

上は泥彩+鉄絵+上絵で、長皿。

下は鉄絵+上絵でペーパーウエイト、どちらも古代の鳥の文様をイメージしています。

これまでの「泥彩」に「上絵」を加えることで少し雰囲気も変わってきました。

これからこのような感じで展開していけたらと思っています。

今年の冬は肉体改造にも挑みました。

6月、山形県寒河江市で開催される「さくらんぼマラソン」10㎞に3年ぶりに出ます。

がんばります。

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