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カプコプ若林

組のものを作る


和食器は主に5個で1組とされます。

こういった5個組になっているものを作る際は、

基本的に5つ全て同じ形、同じ大きさ、同じ色合いが求められるので緊張する仕事ですが、

作り手にとっては大変勉強にもなります。

成形時に同じ形に作る事はもちろん気を使いますが、

それ以上に難しいのが本焼きの時です。

同じく作っても、それぞれのものが窯の中の位置によって炎の当たり方が違ったりして、

これを同じような色合い、風合いに出すのが難しいです。

最終的に5つ揃った美しい姿を見た時にやっと緊張感はほぐれ、達成感を感じます。

同じ規格でたくさん作るのは好きでもあり、得意な仕事でもあります。

線刻灰釉鉢 5個1組

天目釉鉢 5個1組

また、最近は今月21日から始まる「やまが工芸の会展」に向けて作品を揃えたりといった準備をしています。

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