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カプコプ晃子

自転車から得たもの


自転車を始めて3か月がたちました。

始める前は、自転車はとても特殊なスポーツだと思っていました。

水泳やランニングは自分の力だけで前へ進むのに対して、自転車はペダルとギアとタイヤがある。

そしてスピードはこれらに比べて圧倒的に速く、ペダルの回転数を機械で計りながら走る。

車体によって性能にも差がある。

自転車に対する最大の疑問は、

「なぜ走った先々で何か食べるんだろう?はたして純粋にスポーツと呼べるのか?」

それが・・・。

実際に始めてみると、思った以上に過酷なスポーツでした。

走った先々で何か食べないと体がもたない・・・。

(靖之君の指導がスパルタのせいもあるでしょうが。)

全身の筋肉を必要とし、ペダリング、バランス力、さらに風や恐怖心との闘い、状況判断まで。

「自転車はスペックが命でしょう」などと靖之君に言っていた自分が恥ずかしい限りで、

自分の力で前に進む感覚は水泳、ランニングと同じでした。

反省して地道に頑張っています。

そんな私の自転車の基本は「一歩一歩」。

「自転車なのに一歩?」と思われるかもしれません。

「一歩一歩ペダルを踏む」 ——― 自転車トレーニングの最初に教えてもらった言葉です。

これを自分に言い聞かせながら走っています。

また、今年は自転車を通してたくさんの方と出会い、新たな世界を知ることができました。

サイクリストの皆さま、ありがとうございました。

自転車のシューズ

裏にはシューズとペダルを固定するための器具がついています。

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