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蔵リノベーション

執筆者の写真: 神保晃子神保晃子

昨年始めた庭の蔵リノベーション。

ぼろぼろのタタミと床下の木と石を運び出し、今は床を作るべく新しい骨組みを作っています。実際寒くてなかなか進みませんが・・・。


この蔵で何をしたいのかというと、もちろん自分たちの仕事場としても使いたいのですが、それよりも皆がちょっとふらっと寄れる場というか、そんなスペースを作れればいいなと考えています。


「工芸」というと一人で黙々と一つのものを追求してやっているイメージがあるけれど一番重要なのは人と対話することじゃないかなと思っています。対話から新しいイメージもわくし、前向きになれるし、曖昧だったものがよりはっきりしてきたり、一つの道をくれるような気がします。


「工芸」とは何か?と調べると「高度の熟練技術を駆使して作られた美的器物またはそれを制作する分野(Wikipedia)」とあるけれど、実は定義は人それぞれ違います。

で、私の考える「工芸」とは、

「自然素材を用いて自分の生き方を作品という形に投影したもの、その分野」


私の生き方、考え方はこの仕事を始めてから180°変わりました。努力の可能性というものを信じられるようになり、抽象的なイメージを陶器という形で表現できる楽しみを知りました。誰でも努力を続ければ素晴らしい仕事ができると思っています。


こんなことを皆でシェアできるそんなスペースを作ろうと思っています。


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