これまでは主に泥彩(でいさい)という方法で模様を描いてきました。
昨年からはこの上に色絵(いろえ)を重ね、新たな表現を探っています。
この二つの技法について簡単に説明すると、
・泥彩・・・素焼き前の素地に「粘土の泥」を塗って模様付けをする
・色絵・・・本焼き後に「上絵の具(うわえのぐ)」で絵付けをした後焼成をする
製作の流れとしては、
①成形→②泥彩→③素焼き→④釉薬掛け→⑤本焼き→⑥色絵付け→⑦上絵焼成
上絵を行うとこれまでよりも工程が2段階増えるということになります。
上絵が上手くなるにはとにかく練習あるのみ!練習しなければ!
このところの「仕事は無いが時間はある」日々を有効に生かして
父母の(結構シビアな)指導とアドバイスの下で毎日ひたすら練習。
初めのころはしっくりこなかったものも
日を重ねると少しずつ上手くいくようになり、
上手くいくようになると描くのも楽しくなり、
いろんなアイデアもわくようになり、といって過ぎていったこの数か月。
世の中の経済活動が再開したら皆様にぜひ新作を見てもらいたいです。
色絵と泥彩が調和して互いに響きあうような感じの、
凛とした美しいものを目指しています。
小壺
ぐい吞み
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