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執筆者の写真神保晃子

芋煮

靖之が家庭菜園を始めてから採れたての野菜を食べるようになりました。

小松菜、ナス、ホウレンソウ、キャベツ、ゴーヤなど様々挑戦して

その都度美味しさに感激していただいています。


そして、そのなかでも衝撃のおいしさだったのが今が旬の里芋。

里芋といえば芋煮。

芋煮とは山形の郷土料理で、しょうゆベースの里芋、こんにゃく、葱、牛肉の汁物です。

地域によって味付けや具材に違いがあって、

味噌味かしょうゆ味かとか、牛肉か豚肉かとか、キノコやゴボウが入るのかとか、

これがしばしば論争のもとになりますが、皆さんは何派でしょうか?

ちなみに私は牛肉しょうゆ派です。


そんなこんなで、「今年はもう芋煮食べました?」

という不思議なあいさつがかわされるのが秋の山形。


河原で友達、学校、または職場の皆で集まって

河原の石を拾ってきてかまどを作ってなべをかけ、

芋煮+おにぎり+果物+ビール、ワインを青空の下で食べる、

というのが本来の芋煮の楽しみ方ですが、

これがなかなかたいへんで歳とともに最近は家で食べるほうが多くなりました。

必ず2杯食べて芋とこんにゃくでお腹はふくれるのになぜか白いご飯も欲しくなります。





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